merry’s posterous

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ノルウェイの森を読んだ。

読んだのは3回目。
高校のときと大学を出たばかりのときと今回と。

高校のときはさっぱり意味がわからなかった。
大学のときはなんとなくわかったけどまったく共感できなかった(笑)

今もやっぱり共感はできない。
ただ昔なんでこれほどわからなかったのか、なんで共感できなかったのかは
見えた気がする。

たとえば。
この話では理由がわからないまま放置されているものが多い。
主人公の友人や知り合いの何人かは自殺しちゃうんだけど
なんで死んじゃったのかは最後までわからない。
そのヒントすら示されない。
ミステリなら失格モノですよね(笑)

それから、主人公にほとんど積極性がないのも受け付けなかったのだろう。
最後までするしないは別として女の子とベッドを共にするところは何回か出てくるけど
全部相手が望んだから、みたいな。
だから自分は悪くない、みたいな空気が漂ってるんだよねぇ。

まぁ、確かに悪くはないでしょう。
自分のことを他人事みたいに書いてるのも違和感があったけど
自分のことだからこそわからないなんてことはあるし
逆にものすごく感情的に書いたらものすごく重い話になっちゃってたのかも。

そしてミステリとは違って世の中にはわからないものや理由の見えないもの、エゴや欺瞞なんて
くさるほどあるわけで。
もうそれはそういうものだとしてそれ以上どうすることもできないんだよね。
やっぱりちょっと気分は悪いけどさ(笑)

でもって、この子達。
そう、自分から見るともうこの「子」って年齢になってしまった(笑)
19とか21とかで冷静に分析しろってほうが無理な話なわけで。
そりゃあ失敗だってするし、自分の信念だってないだろうし。

そして。
認めたくはないけど、当時の自分にも主人公の部分や、直子の部分、
緑の部分、そういうとこがきっとあったんだろうな。
だからこそその部分を暴かれてカチン、みたいな(笑)

そんなわけでいろんなことが見えた今回の読書でした。
まだわからないところは2つ3つあるけれど
それは自分が40や50になったときに見えるものかもしれませんね。

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